国際線だと飛行時間も長くなります。
快適に過ごすためには、ビジネスクラスを利用したいですよね。
先日、香港=羽田間でANAのビジネスクラスを利用しました。
搭乗記をお伝えします。
ANA国際線ビジネスクラスとは?
ANAやJALの東アジアや東南アジア便は、基本的にエコノミークラスとビジネスクラスしか用意されていません。
ファーストクラスの設定がないので、ビジネスクラスが事実上の最上位のシートになります。
利用者は、エコノミークラスかビジネスクラスの二択になります。
ANA国際線ビジネスクラスのメリットは?1.チェックインカウンターに優先窓口がある
年末年始やゴールデンウィークなどは特にそうですが、チェックインカウンターで荷物を預けるまでに数十分以上待たなければならないこともしばしば…。
でも、ビジネスクラスなら、専用のカウンターがありますので、比較的スムーズにチェックインができます。
また、荷物をたくさん持っていく方は、無料で預けられる重量も増えます。
2.スターアライアンスのラウンジが利用できる
出国審査後にラウンジが利用できます。
羽田などとは違い、ANAラウンジはありませんが、ANAと同じスターアライアンス加盟のキャリアのラウンジが利用できます。
まずは出国エリアの全体図をご覧ください。
【参考】ANA国際線トップ>空港・機内で>香港-香港国際空港の施設案内
上から順に、ロイヤルオーキッドラウンジ(レッド)、ユナイテッドクラブ(ピンク)、シルバークリスラウンジ(イエロー)となります。
シルバークリスラウンジ(シンガポール航空)
出国検査を終えてすぐの15番ゲートにあるのが、シンガポール航空のシルバークリスラウンジです。
食事や飲み物は、お酒も含めて種類はとても多く、焼きそば、飲茶、サラダ、パンなど、何でもあります。
さらに、アイスクリームやケーキなどのスイーツ系も充実しています。
ロイヤルオーキッドラウンジ(タイ国際航空)
35番ゲート付近でエスカレーターで上がっていきます。
ANA便搭乗時だと搭乗ゲートに近くなるので、シルバークリスラウンジより便利です。
同じフロアにユナイテッド航空のユナイテッドクラブ、プライオリティパスで利用可能なプラザプレミアムのラウンジがあります。
ユナイテッドクラブ(ユナイテッド航空)
ロイヤルオーキッドラウンジと同じフロアにあります。
35番ゲート付近でエスカレーターで上がっていきます。
時間帯にもるのでしょうが、何となく混んでいるイメージがあります。
3.優先搭乗できる
出発前のゲートはいつもたくさんの人でごった返しています。
でも、ビジネスクラスなら、他の方が搭乗する前に優先的に搭乗できますので、余裕が持てますね。
ANAビジネスクラスのシート周りはどうなっているの?
ワタシが今回搭乗したのは、香港発~羽田着のNH860便です。
機材はボーイング787-9 (789)で、アブレスト(座席の並び)は1-2-1です。
ワタシが選択したのは、窓側のシート(4K)。
787のビジネススタッガードの窓際の席は、ほとんど個室と言ってもいいくらい、他の方との干渉がありません。
なお、香港発14:25~羽田着19:15で、香港と東京との時差が1時間ですので、飛行時間はおよそ4時間。
午後のひとときをゆっくりと個室で過ごせることになります。
個室で好きな時に食べ、好きな時に飲んで、疲れたらシートをフルフラットにしてゆっくり休む…。
まさに至福の時ですね。
シート周りはどうなっているの?
シートは横幅はやや狭いものの、長さは充分あり、フルフラットにもなるので、文句のつけようがありません。
モニターも大きくてキレイです。
リクライニング操作も簡単でわかりやすいです。
モチロン、USBやコンセントなどの挿入口も充実しています。
テーブルも固定式の大きなものが袖口にあり、ちょっとしたスペースとしては充分で、食事の際には、もう一つテーブルを引き出すようになっています。
唯一の不満は、収納スペースがまったくと言っていいほどないところです。
その点では、767のビジネスクラスは収納がたっぷりあって良かったです。
でも、767はフルフラットにならないので、どちらも一長一短ありますね。
767のビジネスクラスについてはコチラをご覧ください。

ANAビジネスクラスの食事はどうなっているの?
ワタシが今回搭乗したのは、香港発~羽田着のNH860便で、香港発14:25~羽田着19:15でしたので、食事の時間はたっぷりありました。
好きな白ワインをオーダーし、和食をお願いしました。
ご覧のとおり、ボリュームもありますが、味はモチロン、和食としての魅せ方もかなり良かったと思います。
このあたりはさすが日本のキャリアという感じです。
まとめ
ANAのビジネスクラスは他国のキャリアと比べるとサービスはさっぱりしている印象です。
今回は日中の便でしたので、食事の時間がゆっくりとれましたので楽しめました。
787のビジネススタッガードは、窓側の席だと個室感が強いのでおすすめですよ。
ぜひ一度お試しくださいね。
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