ANAに乗ると、ゆったりしたシートが前の方に数席あって、その奥がエコノミーシートになっています。
通り過ぎるたびに、誰しも一度は乗ってみたいと思うハズ。
ANAプレミアムクラスのシートや食事、そして料金についてお伝えします。
ANAのプレミアムクラスとは?
プレミアムクラスとは、ANAの国内線の上級シートをさします。
事実上のファーストクラスと言っていいでしょう。
ANAの国内線には、通常、このプレミアムクラスとエコノミークラスの2種類があります。
一方JALは、ファーストクラス、クラスJ、エコノミーの3種類があります。
クラスJはエコノミーより少々広いシートと、クラスJにしか出されない、スペシャルドリンクなどがあります。
JAL | ANA |
ファーストクラス | プレミアムクラス |
エコノミークラス(クラスJ) | |
エコノミークラス | エコノミークラス |
いずれにせよ、国内線は長くても3時間弱程度。
羽田から福岡でも1時間半程度ですから、普通に考えればエコノミーで充分です。
ただ、最上級のサービスはやはり違います。
機会があればぜひ一度お試しになることをおすすめします。
ANAプレミアムクラスのシート周りや食事はどうなっているの?
シート周りはどうなっているの?
みなさんシートはご覧になったことがあると思います。
あの、革張りのゆったりしたシートです。
隣席の方を気にすることなく、自由にふるまうことができます。
もちろん、シートを倒しても、後席の方に迷惑がかかるということはありません。
シートのヘッドレストの脇には専用のライトがあります。
バックレスト脇には小さな小物入れらしきフタが…。
開けると中には小さな箱状のモノ入れがあります。
ココに入れたらいかにも忘れそうです(笑)。
シートのバックレストやオットマンの角度調整は、アームレスト横にあるこのレバーで行います。
食事はどうなっているの?
食事については、謎ですよね(笑)。
だって、食事らしき時間になると、エコノミークラスからは見えないようにカーテンが閉められてしまんですから…。
短い時間ですのでフルコース料理というわけではありませんが、必要十分な食事と飲み物が提供されます。
ちなみに、ワタシが今回乗ったプレミアムクラス(羽田~広島)の食事はコレでした。
- ビーフメンチカツと野菜のサンドイッチ
- チキンとカレーフィリングのミニバンズサンド
- 揚げ茄子とポークの胡麻和え
- スモークサーモントラウトとコーンコールスローサラダ
- かぼちゃとほうれん草のクリームスープ
これらが、ちょっとしたお弁当形式で出されます。
提供される食事の内容は、路線や季節によって異なります。
それもまた楽しみですね。
なお、飛行の時間帯に合わせて食事の趣旨も変わります。
- 朝食…10:29までの出発便
- 昼食…10:30~13:29までの出発便
- 軽食…13:30~16:59までの出発便
- 夕食…17:00以降の出発便
飲み物はアルコールからソフトドリンクまで、メニューあるモノは何でも飲み放題です。
でも飛行時間は1時間ちょっとですので、飲みたいと思ったものはどんどんオーダーしちゃいましょう!
お酒がほとんど飲めないワタシも、季節の特別メニューのモントグラス・ヴァライエタル・ソーヴィニヨン・ブランをオーダーしちゃいました!
料金はどうなっているの?
例えば今回ワタシが乗った羽田~広島便について見てみます。
時季や時間帯などに大きく影響されますが、普通運賃(ビジネスきっぷ)の片道が約21,890円。
一方、同条件のプレミアムクラスの運賃は44,890円です。
およそ普通運賃の2倍となります。
割引運賃との差はもっと大きくなります。
お得な乗り方は?
ワタシは特典航空券で便を取り、その後、アップグレードポイントを使い、アップグレードを行いました。
ANAスーパーフライヤーズのステイタスを持っていると、前年度に一度でも対象便(有償)の利用があると4ポイントが付与されます。
エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレードは片道で4ポイント必要なので、ちょうど使い切ることができます。
また、特典航空券から有償でアップグレードすることもできます。
料金は1万円。
いずれも搭乗の2日前からネットで手続きできるようになりましたので便利ですね。
スーパーフライヤーズ以上のステイタスがある方は、特典航空券でエコノミークラスを予約後アップグレードポイントで、そうでない方は、1万円を追加で払うだけでプレミアムクラスを満喫できます。
レギュラーシーズンでの羽田~広島間の往復マイル数は15,000マイル。
単純に考えて、1年間で100万円ちょっとをANAカードなどで支払いする方なら無理なくたまるマイル数ではないでしょうか。
100万円と聞くとちょっとドキッとしますが、毎月の光熱水費やケータイ代などの通信費、それと日々の食料品などをカード払いにすればいってしまいます。
ちなみにローシーズンだと12,000マイルあれば往復できます。
まとめ
飛行時間は短いものの、やはり最上級のサービスは違います。
シートや食事だけでなく、着席時にCAさんが、担当するワタシたち乗客の名前を呼んでから自己紹介するなど、乗ってから降りるまでのサービスも至れり尽くせりとなります。
もちろん、飛行前には、ANAラウンジが自由に使えますよ。
ぜひ一度お試しになってみてははいかがでしょうか。
なお、国際線のファーストクラスについては、コチラをご覧くださいね。

コメント