ANAのプノンペン便就航もすっかり定着して、カンボジアもずいぶん身近になりました。
「ワタシ、今週末はちょっとプノンペンに…」
こんなやりとりもめずらしくなくなるかも知れません。
プノンペン2泊3.5日の女子旅モデルコースやおすすめスポットをご紹介します!
プノンペン女子旅は2泊3.5日でOK!
以前、ワタシの姉妹サイト「徒然なるママの365日」で、2泊3日で旅行に行けるなら香港を、

さらに、3泊4日で旅行に行けるならベトナムのハノイをおすすめさせていただきました。

そして今回は、ANAが就航した直行便の利用を前提として、プノンペンを2泊3.5日でおすすめしたいと思います。
プノンペンがおすすめなのはどうして?
主な理由は次のとおりです。
- 日本から近い … 6時間程度の飛行時間です
- 直行便がある … ANAが直行便を就航していて、時間のロスがありません
- 衛生的 … 一部の東南アジアの都市のような非衛生的な感じが少ないです
- のんびりしている … 街全体にあくせくした感じはありません
- 日本料理店が多い … 無性に日本食が食べたくなるときがあります
- 街に活気がある … 若い人が多く、街全体に活気があります
他にも、米ドルがそのまま使えるなど、国家としては首をひねってしまいますが、旅行者にとっては便利です。
どうして「2泊3.5日」なの?
プノンペンの街の中心部は比較的コンパクトで、観光スポットも狭い範囲に集中しています。
そのため「2泊3日」あれば、著名な観光スポットは充分見てまわれます。
ただし、飛行機の関係から、帰りの便は翌日の朝に成田に到着する便になるので、都内にお勤めで、帰国当日の朝の出社時間が早い方は、どうしても午前半日の有給が必要なります。
そのため、3.5日になるのです。
せっかくですから、帰国日の朝は成田空港のANAアライバル・ラウンジで一服してから行動しましょうね。
プノンペン女子旅2泊3.5日のモデルコースは?
コンパクトなプノンペンの街は、中心街なら2泊3日あれば主な観光スポットは無理なくまわれます。
でも、あまり気ぜわしくまわりたくはないと思いますので、フリータイムを充分に取り込んだおすすめモデルコースをご紹介します。
金曜日の朝に東京出発~月曜日の朝帰りで、フライトは全日空の直行便(往路:NH817便、復路:NH818便)を想定しています。
モデルコース(2泊3.5日)スケジュール
それではモデルスケジュールです。
※表下のバーで横方向にスクロールできます。
日数 | 時間 | 行程 | 備考 |
1日目 (金) | 10:50 | 成田発 | ANAの直行便(往路)はこの便(NH817)のみです。 ※現在この便は Boeing 787で就航されていて足元スペースが広めです。 |
15:40 | プノンペン着 | ||
~ 17:00 | 空港内 事前準備等 | 両替やSIM購入などを済ませておきましょう。 | |
~ 18:00 | ホテル チェックイン | 空港からは公営バスが便利です。 市内中心部(終点:ナイトマーケット)までの所要時間は約60分です。 乗り方や料金などについては、「プノンペン~空港から市内までのアクセスはバスがイイ!乗り場から解説」を参考にしてくださいね。 リバーフロントエリアのホテルは便利ですが、治安面で少々不安も。 気になる方はボンケンコンエリアのホテルを予約しておきましょう。 ※ 今回ワタシはボンケンコンエリアの、 料金も手ごろで、かつスタッフもフレンドリーなのでおすすめです。 ※ ワタシはいつも海外ホテルは 今回「プノンペン・カタリ・ホテル」を予約したもの、エクスペディア での評価が料金と比較してスゴく良かったからです。 | |
18:00 ~ 20:00 | フリータイム | マッサージ、カフェなどでゆったり過ごして明日に備えましょう。 独立記念塔ならこの時間でも充分見られます。 | |
20:00 ~ 21:00 | 夕食 | ボンケンコンエリアで軽めの夕食を。 | |
21:00 ~ | フリータイム | エクリプス・スカイバーでプノンペンの夜景を満喫してください。 | |
2日目 (土) | 08:00 ~ 11:00 | 市内観光 | 著名なスポットを早めに回りましょう。 (1) 王宮 → (2) シルバーパゴダ → (3) 国立博物館 → (4) ワット・プノンの順番が効率的です。 |
11:00 ~ 12:00 | 市内観光 | セントラルマーケットを見学しましょう。 | |
12:00 ~ 13:00 | 昼食 | リバーフロントエリアでのんびり昼食をどうぞ。 | |
14:00 ~ 16:30 | 市内観光 | トゥールスレン博物館へ。 | |
17:00 ~ 18:00 | 市内観光 | リバーフロントエリアで川巡り観光船へ乗船してみましょう。 川から眺めるプノンペンの夜景は絶景ですよ。 | |
18:00 ~ 19:00 | 夕食 | リバーフロントエリアでゆったり夕食を。 | |
19:00 ~ | フリータイム | ショッピング、マッサージ、カフェなどたっぷり時間がとれますよ。 ナイトマーケット見学もおすすめです。 | |
3日目 (日) | 07:00 ~ 12:00 | 近郊観光 | 朝イチでキリング・フィールドへ向かいます。 片道1時間近くかかりますので充分な時間を考えておきましょう。 出発前にホテルのチェックアウトをお忘れなく。 |
12:00 ~ 14:00 | 昼食 | ストリート240をきままに歩きながら昼食を。 | |
14:00 ~ 18:00 | フリータイム | ショッピング、マッサージ、カフェなどたっぷり時間がとれます。 シソワット・キー沿いのリバーサイドウォークをのんびり歩いてみるのもイイですね。 | |
18:00 ~ | 出発 | 市内の渋滞も考慮して少し早めに空港に向かうようにしましょう。 夕食は空港で。お土産も空港内の方が種類が多く、おすすめです。 | |
22:50 | プノンペン発 | ANAの直行便(復路)はこの便(NH818)のみです。 ※現在この便は Boeing 787で就航されていて足元スペースが広めです。 | |
3.5日目 (月) | 06:30 | 成田着 |
それでは、日ごとに解説していきますね。
1日目
1日目の到着後の午後はあえて予定を入れず、周辺を散策して、街全体の雰囲気を覚えるようにします。
また、初日は自分で思っているよりも疲れていますので、ホテル周辺やリバーフロントエリア周辺を散策しながら、気ままに気に入ったカフェやマッサージ店に立ち寄り、リラックスして体力を温存しておきましょう。
2日目
2日目は朝から見て回ります。
プノンペンは暑いので午前中が勝負です。
王宮周辺の観光スポットをまとめて見てしまいましょう。
王宮~シルバーパゴダ~国立博物館~ワットプノンの順で回ると効率がイイです。
いずれも8:00から入場できますので、朝ご飯を食べたら出発です。
お昼を食べて午後からトゥール・スレン博物館へ行ってクメール・ルージュについて学びます。
音声ガイドは有料ですが、ぜひ借りておきましょう。
その後はマッサージ三昧、カフェ三昧で。
夜はエクリプス・スカイバーでプノンペンの夜景を思いっきり満喫です!
3日目
この日は朝からキリング・フィールドへ向かいます。
片道1時間以上かかりますので、早めの準備を。
ホテルでトゥクトゥクを呼んでもらいましょう。
往復でお願いすると、帰りはキリングフィールドの入口のところで待っていてくれます。
ちなみにキリングフィールドは現地ツアーも日系ツアーもたくさんありますが、現地で無料の音声ガイドを借りられますので、ツアーで行かなくても問題ありません。
市内に戻って来てからも十分時間がありますので、ショッピングやマッサージ三昧の至福の時間を過ごせます。
復路の飛行機はこの日の夜の22:50発ですので、空港には20:00ごろに着いていれば十分ですが、渋滞などを考慮して早めに空港に着いてゆっくり夕食をとったり、お土産を買ったりするのが良いでしょう。
3.5日目
翌朝の6:30に成田空港に到着します。
スーツケースの受取や両替など、おそらく成田空港を出られるのは8:00くらいになってしまいます。
素直に午前中は半日の有給をとって、ANAのアライバルラウンジで一服してからウチに帰りましょう。
プノンペンのおすすめスポットは?
お伝えしたモデルコースをもとに、プノンペンの主なおすすめスポットをお伝えします。
独立記念塔
ボンケンコンエリアの北東にあるランドマーク。
建物中には入場できないので、初日のホテルチェックイン後に散歩がてらに眺めるだけで充分です。
ライトアップがキレイです。
王宮
19世紀に首都をウドンから、プノンペンに遷都した時に建設されましたが、当初は木造でした。
青い空の下に美しく佇むその姿は圧巻ですよ。
シルバーパゴダ
王宮の南側に位置しています。
床には20㎝四方の銀のタイルが5,000枚以上敷き詰められていて、内部に入るとその一部を見ることができます。
国立博物館
王宮の北側に位置しています。
クメール美術の傑作が数多く展示されています。
ワット・プノン
この街の名前の由来となったペン夫人がここに寺を建立したのが起源と言われています。
この辺りは夜はちょっと治安が悪くなりますので気を付けてくださいね。
トゥール・スレン博物館
1975年から3年以上に渡るポル・ポト政権下での残虐行為を後世に伝える博物館です。
当時の収容者でご存命の方が今でもガイドをしていらっしゃいます。
キリング・フィールド
プノンペンから約15㎞離れたチュンエク村にあります。
トゥール・スレン刑務所(今のトゥール・スレン博物館)に収容された人々が、ここに運ばれて処刑されました。
まとめ
プノンペンはホントに身近になりました。
ココを拠点に、シェムリアップ~アンコールワットへ行くツアーも多く見かけるようになっています。
旅は、計画を練るとるこからすでに旅行は始まっていると言われます。
じっくり計画を練って、プノンペンを満喫してくださいね。
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