
マッサージ・スパ天国のバンコク。
格安店から高級店までよりどりみどりだけど、逆に選択肢が多すぎて困ってしまう…。
そんなアナタに、毎年バンコクへ行っているワタシがおすすめする、シリ・ギリヤ・スパの魅力を徹底的にお伝えします。
マッサージとスパってどう違うの?
マッサージとスパって何が違うのでしょうか。
日本では医療行為かどうかという、難しい分け方もあるみたいですが、ココではタイにおけるマッサージとスパの違いについてみてみます。
タイの「マッサージ」とは?
一般的に、タイで「マッサージ」と表記しているお店は、タイ古式マッサージや足つぼマッサージなどの施術をするところです。
普通の外観で、店内にはベッドやイスが置いてあるだけで、マッサージのためにある空間という感じです。
最近では、ちょっとオシャレな外観に、ステキな内装が施されていて、アロマの香りが漂うようなところもありますね。
タイの「スパ」とは?
一方、スパ(SPA)と表記しているお店は、基本的に、温泉、お風呂、プールなどの施設が併設されています。
マッサージよりももっと本格的な技術、施設、サービスを持っていて、全身の活性化やリラクゼーションを目的としているところだとも言えるでしょう。
最近では、高級ホテルに併設されているところが増え、雰囲気だけでも充分楽しめるお店が多くなってきています。
ただし、実際には、店名が「○○スパ」でも、メニューは単なる「マッサージ」だったりすることもあります。
できる限り事前にホームページなどでメニューと内容を確認するのが良いでしょう。
「スパ」(SPA)の語源は?
「SPA」の語源は、ラテン語の「水による健康」という意味の「Sanitas Per Aquas」だと言われています。
同じラテン語に「In vino veritas, in aqua sanitas」(酒に真実あり、水に健康あり)ということわざがあります。
前段の「In vino veritas」の「vino」はワインを、「veritas」は真実を意味していて、「酒に酔えば、人は本音や欲望を表に出す」という意味になります。
また、後段の「in aqua sanitas」の「aqua」は水を、「sanitas」は健康を表していますので、「水に親しめば健康になる」ということになります。
つまり、「スパに行く人は健康になる」ということですね!(笑)
バンコクのスパにはどんなお店があるの?
高級ホテル併設スパから一軒家スパ、そしてオーガニックブランド直営スパまで、バンコクには実に多くのスパ店があります。
ただ、ワタシたち旅行者が行けるお店となると、やはりバンコク中心部にあって、BTSなどでアクセスできる場所が現実的な選択になります。
高級ホテル併設スパ
ケンピンスキー・ザ・スパ(Kempinski The spa)

バンコクの中心とも言えるサイアム地区に位置する「サイアム ケンピンスキーホテル」内にあるスパです。
アナンタラ・スパ(Anantara spa)

人気ショッピングエリア、ラチャダムリー地区にあり、BTSラチャダムリー駅に隣接するアナンタラ・サイアム・バンコク内にあるスパ。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
オピウム・スパ(Opium Spa)
5つ星ホテル「ザ・サイアム」内にある「オピウム・スパ」。
英国の旅行誌で「2015年 世界のベスト・シティースパ」にも選ばれた、バンコク屈指のハイエンド・スパです。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
一軒家スパ
シリ・ギリヤ・スパ(Siri Giriya Spa)
築50年を超える古家を改装してできたスパ内には5つのシングルルームと3つのダブルルームがあり、落ち着いた雰囲気と緑いっぱいの中庭が広がります。
スリミングとヘルスをコンセプトに、ハーブをふんだんに用いたトリートメントが受けられます。
ディバナ・ナーチャー・スパ(DIVANA nature Spa)
自然派スパの先駆けの一軒です。
スクンビットエリアの中心にロケーションしていますが、敷地内は静かでのんびりとしたムードで、店内には、2人用個室が14室、3人用個室が2室の合計16室が完備されています。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
ザ・オアシス・スパ(THE OASIS SPA)

チェンマイで生まれた「ザ・オアシス・スパ」は、現在タイ国内4都市に10店舗を構える人気スパです。
ワタシもチェンマイ訪問時には、至福の時を過ごさせていただきました。
コラン・ブティック・スパ(Coran Boutique Spa)
住宅街にひっそりと佇む、プール付きの邸宅で癒しのひとときを堪能できます。
アロマテラピーに加え、タラソテラピーも導入するなど、バラエティに富んだメニューを取り揃えています。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
オーガニックブランド直営スパ
ターン・サンクチュアリ・スパ(THANN Sanctuary spa)

タイの自然派スキンケアブランドの代表格「THANN(ターン)」が運営するスパです。
トリートメントに使用するプロダクトは、植物由来成分を配合した自社製品でそろえる手徹底ぶりです。
パンピューリ・オーガニック・スパ(Panpuri Organic Spa)
タイで人気のオーガニック・スキンケアブランド「パンピューリ」直営の、 高級デパート「ゲイソン」の地下1階に位置するスパです。
先祖代々タイの人々が慣れ親しんで来たハーブやエッセンシャルオイルといった自然由来の素材を使ったプロダクトが定評です。
アーブ・ブティック(erb Boutique)
ラグジュアリースパブランド「Erb(アーブ)」が、バンコク中心地に位置するデパート「セントラルワールド」のブティック内に併設する、たった1室の完全予約制スパです。
などなど、他にも数え上げたらキリがありません。
これらの中なら、料金さえ気にしなければ、どこに行っても満足できると思います。
でも、現実的には料金も無視できませんよね。
タイ国政府観光庁日本事務所HPには、たくさんの「バンコクのマッサージ & スパ」が掲載されています。

シリギリヤ・スパで決まり!

バンコクのスパは、日本国内で受けるより割安ですし、テクニックも申し分ありません。
でも、日本とほとんど変わらないくらいの料金を払うなら、ワタシは日本で受けた方が良いと思います。
加えて、10%前後のチップと、最近のバーツ高を踏まえると、やはり一定の線引きは必要です。
どうしてシリギリヤ・スパがイイの?
以上を踏まえると、コスパ抜群なのが、ワタシがおすすめする「シリ・ギリヤ・スパ」なのです。
理由は次のとおりです。
1.ほど良い料金設定である
雰囲気や施設などを充実させれば、コストがかかるのは仕方ありません。
でも、高ければイイというものでもないハズ。
シリ・ギリヤ・スパはそのバランスがとても良いのです。
華美過ぎない装飾に加え、豊富なメニューと適切な料金。

そして、常に何らかのプロモーションが実施されているので、セットメニューなどが割安で受けられるのも魅力です。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
2.アクセスが容易である
せっかくステキなスパを見つけても、アクセスのために、常に暑いバンコクの街中を数十分も歩くのはイヤですよね。
できればタクシーも使いたくない…。
シリ・ギリヤ・スパはBTSバンジャーク駅からから徒歩5分程度のところにあり、どこからでもアクセスが容易です。
BTSは、日本の鉄道を利用している方なら、何ら問題はありません。
なお、BTSバンジャーク駅からシリ・ギリヤ・スパまでのアクセスは、次の記事でご紹介していますのでご覧くださいね。
3.予約がとりやすい
いくらステキなお店でも、予約がとれなくては話になりません。
かといって、日本を出発する前から事前予約というのもちょっとためらいますよね。
シリ・ギリヤ・スパなら、現地で、ネットでも電話でもすぐ予約ができます。
ワタシはいつもバンコクに着いてから予約していますが、今まで予約できなかったことはありません。
英語が不安な方は、日本語でネット予約できます。
4.セラピストが良い
施設が良くてもセラピストがNGだと、なんだか損したような気分になりますよね。
シリ・ギリヤ・スパのセラピストはどなたも落ち着きのある方で、決して強押しではないのですが、ちゃんと響くポイントを狙ってきます。
実際に年齢をたずねましたが、どなたも30歳代で、若すぎず、ベテラン過ぎず、落ち着いたイイ雰囲気です。
また、スパやマッサージ店のセラピストというと、ちょっと太った中年の女性というイメージがありますが、シリ・ギリヤ・スパのセラピストはみなさん凛としていて、スタイルも良く、ちょっとしたモデルさんのような雰囲気です。
そしてマッサージだけでなく、マナー教育等も行き届いています。
施術後チップを渡そうとすると、困った顔をして受け取ろうとしません。
バンコクで「チップが少ない!」と怒られたことはありますが(笑)、こんなことは初めてでした。
5.施設がスバラシイ
ココの施設のスバラシさにはホントにウットリ…。


築50年を超える古家を改装してできたというスパ内には5つのシングルルームと3つのダブルルームがあり、落ち着いた雰囲気と緑いっぱいの中庭が広がっていて、時間が経つのを忘れてしまいます。

6.施術後のサラダが美味しい
どーでもイイことかも知れませんが、施術後、ちょっとウレシくなるくらいステキなサラダが提供されます。

小食な方なら、コレで一食分としてもイケてしまうかも…。
受付の方はみさなん英語が上手なので、施術後もサラダを食べながら、たわいもない話をして過ごすことができます。
施術の余韻が続いている感じが何とも言えませんよ。
まだまだメリットをあげればキリがありませんが、やはりココの最大のメリットは、抜群のコスパだということに尽きると思います。
まとめ
1回数万円の高級スパもイイですが、シリ・ギリヤ・スパなら、3時間の施術で1万円でお釣りが来ます。
数日間の滞在なら、連日通うことだってムリじゃありません。
バンコクへ行ったらぜひ体験してみてくださいね。
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