カジノですっかり有名になったマカオですが、30もの世界遺産も大きな魅力です。
エキサイティングな街、香港からフェリーで一時間なら行くしかありません。
でも、ひとり女子旅の食事はダイジョブなの?
そんなアナタに、ひとりでも入りやすいおすすめのお店をお伝えします。
マカオの食事はどうしたらイイの?
マカオは中心部に世界遺産のほとんどが集中しているため、ただ単に食事やお茶をとるだけでしたら、まったく困ることはありません。
ただし、エリアによっては、ひとりでは入りづらいお店もあるので、注意と割り切りが必要です。
新口岸地区
フェリーで外港から入港すると、ソコが新口岸地区の始まりになります。
外港とホテルリスボアを結ぶ友誼大馬路を中心としてカジノホテルやオフィスビルが立ち並び、深夜まで営業している飲食店やバーが多い地区です。
北部地区
エリアを東西に伸びる高士徳大馬路の南側一帯で、マカオの下町といえる地区です。
食品や雑貨を扱う市場やスーパーが密集していて、庶民的な飲食店が多いエリアです。
南部地区
マカオ世界的市街地区と呼ばれる旧市街です。
マカオに30ある世界遺産建築物と広場のうち、ギア要塞を除く29がこのエリアに存在しています。
ファッションや雑貨、お土産物店が集まる繁華街で、徒歩で巡るのにちょうど良い観光スポットになっています。
「茶餐廳」とは?
豪華でオシャレなお店で食事をするととても良い気分になりますよね。
でも、ひとり旅、しかもひとり女子旅だとそういうお店に入るのは勇気が必要です。
そんな時強い味方になってくれるのが「茶餐廳」(チャーチャンテン)です。
茶餐廳(チャーチャンテン)とは、香港発祥の様式で、洋食も中華料理(広東料理)も扱い、早朝から深夜まで営業するお店のことで、近隣住民や学生が朝食や夜食を食べたり、ビジネスマンが昼食を食べたり、冷たいものを飲んで休憩したりしています。
マカオの茶餐廳ではポルトガル料理やマカオ料理のメニューも取り入れている例が多く見られます。
歴史は?
20世紀前半、第二次世界大戦前の香港では住宅地の近くに半固定式の屋台である「大牌檔」(ダーイパーイトン)が多くあり、朝食の油条や中華まんなどを売っていました。
第二次世界大戦後、香港が豊かになるにつれて、高級レストランでしか食べられなかった洋風の軽食や冷たい喫茶メニューを出す「冰室」(ベンサ)と呼ばれる喫茶店が流行しました。
当時は、冷たい飲み物やサンドイッチなどの簡単なメニューを用意することで客も満足し、利益も出せましたが、競争の激化と多様な要望に応えていく中で、現在のような洋食メニューと中華メニューを取り揃えた豊富な内容で、長時間営業するスタイルの茶餐廳へと変化してきたのです。
香港と中国本土の経済的つながりが強くなると、マカオや深?市など香港に隣接する地域にも香港式の茶餐廳ができるようになり、今に至ります。
ひとりでも入りやすいお店は?
では、マカオでひとりでも入りやすい茶餐廳をはじめとしたお店をご紹介します。
世界遺産巡りの休憩なども兼ねて、もっとも便利な南部地区でのおすすめになります。
御飲食茶餐廳
南部地区にある、中國法律大廈(China Law Building)の2Fにある、茶餐廳(チャーチャンテン)です。
大通り(南灣大馬路)に面している割には、比較的空いていて、落ち着いています。
写真は、フィッシュカレー(40HKD:約600円)と、
レモネード(19HKD:285円)です。
盈發茶餐廳(Ying Fa Dim Sum Restaurant)
南部地区にある茶餐廳(チャーチャンテン)です。
ソフィテルマカオ・ポンテ16前の大通り(火船頭街)を挟んで少し入ったところにあります。
コレは「魷魚麵」と言い、イカが入ったラーメン風の食べ物で、28HKD(約420円)です。
泰皇宫美食
南部地区にある、タイ料理店です。
ソフィテルマカオ・ポンテ16前の大通り(火船頭街)からすぐです。
いつもウエイティングができていますので、お早めに。
澳門珈琲
セナド広場近くのコーヒーショップです。
セナド広場周辺の世界遺産を見た後の休憩場所として、

でもご紹介しています。
おすすめは、やはりエッグタルトです。
オーダーしたのは、エッグタルトと、少量のエスプレッソを泡立てた牛乳に注いで作るガラオン。
まとめ
ひとり旅はきままで大好きですが、やはり夕食のレストラン選びは慎重になりますね。
テキトーにプラプラ歩きながら、何となく入ったお店がメチャクチャ良かったりすることもあります。
旅はすべてが発見です。
アナタもぜひステキなお店を発見してくださいね。
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